HDDに起きた障害の程度を、自分で診断する方法を説明します。データ復旧サービスをご依頼の前にご自分で障害の程度を把握したい方はご覧ください。HDDの症状から、予想される障害を一覧表で詳しく説明しています。
障害の程度を、自分で診断してみましょう。
ハードディスクの障害には「データを削除してしまった、突然HDDにアクセスできなくなった、パソコンから認識しない」といったように、様々なものがあります。データ復旧の専門業者は、その様々な障害を大きく2~3つに分けてから作業の方針を決め、復旧費用を案内しています。
弊社でも障害の種類を以下の3つに分けて、お客様に詳しくご案内しております。
- 論理障害(軽度障害)
- 物理障害(中度障害)
- 物理障害(重度障害)
具体的には、次のような症状がそれぞれの障害に該当します。(なお、同じ症状でも全く違う障害という場合もありますので、あくまでも予想される障害であることをご了承ください。)
症状事例 | イメージ |
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データを削除した、誤ってフォーマットした(論理障害)
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パソコンのリカバリーを実行してしまった(論理障害)
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HDDにエラーが表示されてアクセスできない(物理障害)
※中度障害か重度障害の可能性あり。 |
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パソコンやHDDから変な音がしている(物理障害)
※重度障害の可能性あり。 |
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パソコンが起動しなく、ブルーの画面になった(物理障害)
※中度障害か重度障害の可能性あり。 |
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外付けハードディスクが認識しなくなった(物理障害)
※中度障害か重度障害の可能性あり。 |
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Macの画面に「再起動」を即されるなど(物理障害)
※中度障害か重度障害の可能性あり。 |
以上が、症状から予想される障害の一覧です。
なお、正確な障害は、実際にHDD(現物)を診断しませんと分かりません。上記はあくまでも予想される障害ですので、より軽度と診断される場合もあれば、さらに重度と診断される場合もございます。したがいまして、参考程度にお考えいただくようお願いします。