自分で故障したHDDを診断する方法

 

※この方法は、故障したHDDに悪影響を与える可能性があります。行う場合には、弊社では責任を負いかねませんのであくまで自己責任で行ってください。

準備するもの

まず、下記の3つを用意する必要があります。

・作業用PC

・USB変換アダプタ

・故障したHDD

診断する前にすること

1.故障中のHDDをUSB変換アダプタを用い、作業用PCに接続します。

2.作業用PCの電源をつけます。

 

この2つの手順を行ってください。

故障したHDDを診断する方法

HDDの障害は論理障害と物理障害の2つに分かれます。

「データを削除してしまった。」や「フォーマットしてしまった。」という症状は論理障害となります。

物理障害は、症状によって次の3段階に分かれます。

軽度物理障害、中度物理障害、重度物理障害

障害の意味については前回説明しましたので、こちらの記事をご覧ください。

HDDの障害について

ここからの診断は物理障害の診断となります。

※なお、この診断はあくまで目安です。例外もあり得ることもございます。ただの参考程度と思ってください。

では、診断に入っていきます。

1.まず、スタートボタンからコンピュータの管理画面を開きます。

2.次にディスクの管理をクリックします。

HDDが正常に認識する場合

クリックしたら、このような画面になります。

この場合、ディスク1が正常に認識しているため、故障していません。

しかし、今後故障する可能性があるので、バックアップを取っておくことをおすすめします。

HDDが不明と表示され、認識した場合

この場合はディスク1の接続しているHDDが不明となりながらもパソコンに認識している状態です。

この状態は軽度物理障害もしくは中度物理障害の可能性があります。

ここまでは市販の復旧ソフトでも、復旧できる可能性がございます。

おすすめの復旧ソフトもブログで紹介しておりますので、参考にしてください。

お勧めの「復旧ソフト」は?

また、このとき「ディスクの初期化画面」や「フォーマット要求画面」が出てくることがあります。

出てきても、絶対に実行せず、キャンセルしてください。実行してしまったら、復旧の可能性が低くなります。

HDDがディスクとして認識していない場合

この場合はディスクとしても認識していなくて、かなり悪い状況です。

この状態は中度物理障害もしくは重度物理障害の可能性があります。

正直、この状態だとご自分で復旧するのはとても難しくなります。

また、接続したHDDを取り外しの際、切断せず取り外すことは故障の原因となりますので、ご注意ください。

 

いかがでしたでしょうか。

HDDが故障していても、すぐに業者には依頼せず、ご自分のお持ちのHDDがどのくらいの障害を持っているか把握すべきではないかでしょうか。

まずは、目安としてですが、ご自分で診断してみてからでも遅くないと思います。

お読みいただきありがとうございました。

 

また、弊社では、もちろんHDDの復旧の依頼を承っております。

大変リーズナブルな価格で復旧サービスを提供しております。

もし、ご自分で復旧するのが不安な方、パソコンについてあまり詳しくない方などいらっしゃったら、

無料相談も行っておりますので是非ご利用ください。 

TEL:0120-8414-29

URL:https://www.1st-recovery.jp/

 

 

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